令和元年6月24日 晴
宮島は今回で3回目になりますが、前2回は厳島神社の参拝のみでした。今回は弥山(みせん)まで足を延ばしてみました。
弥山は宮島の中央部にある標高535mの山です。弥山頂上へは登山道を昇る方法とロープウエイを利用する方法があります。とりあえず往路はロープウエイを利用しました。
厳島神社から約6分ほど歩いて無料送迎バス乗り場へ。バスに乗って宮島ロープウエイ紅葉谷駅へ。そこからのロープウエイを二つ乗り継ぎ、終点の獅子岩駅へ。
獅子岩駅
獅子岩駅にある案内板
頂上まで片道約30分。楽勝と思ったが実際歩くとかなり勾配があり、汗だくだく。
弥山本堂 獅子岩駅から約20分かかって本堂に。
お堂内の大梵鐘 国の重要文化財。治承元年(1177年)に平宗盛(平清盛の次男)が寄進したもの。
お堂前の「おねがい地蔵・ごめんね地蔵」
霊火堂 お堂内に「消えずの火」があり、弘法大師が修行したときに灯した火が今も燃え続けているという。この「消えずの火」の灰を混ぜて作った「おねがい地蔵・ごめんね地蔵」が弥山本堂前に置かれています。また、この火は広島市の平和記念公園の「平和の灯」の種火になっているそうです。
不動岩 中に不動明王の石像が安置されている。なぜ、こんなところに巨岩が?
ほんとうに不思議です。
くぐり岩
弥山本堂から約10分ぐらいで山頂のレストハウスに到着。レストハウスの2階は桟敷(縁側)のようになっていて、たくさんの観光客が靴をぬぎ、寝転んで涼んでいました。なんと外人さんの多いこと。世界遺産でミシュラン三ツ星の効果か。 また、登山コースを登ってきた人たちもたくさんいました。
レストハウスは気持ち良いそよ風が吹き、小生も汗が引くまで、寝転んでいました。まさしく天国です。
レストハウスからの360度パノラマの絶景
山頂の岩と仏さま まさに神、仏が宿る聖域です。この巨石群は古代信仰の磐座(いわくら)と思われます。小豆島に旅行した時も山の頂上に巨岩の祠がありました。その記憶が戻ってきました。
小豆島の巨岩の祠
弥山山頂から復路は登山道を下ることとしました。標高差500m、距離2.5kmを約1時間かけて降りました。ひざ痛と足の親指に血豆発生。年齢と体重を冷静に考えると無謀でした。苦笑
以上、中国地方の旅(4)宮島 弥山。