白兎海岸・神社 令和元年7月7日 曇
奈良時代初期に書かれた歴史書、古事記に語られている「稲羽(いなば)の素兎(しろうさぎ)」のゆかりの地を訪れた。
大穴牟遅神(おおなむじのかみ)が八上比売(やかみひめ)の元に向かう途中、この因幡の海岸気多岬で泣いている素兎に出会った。・・・・。(有名な神話のため省略)
大穴牟遅神はのちの大国主命(おおくにぬしのみこと)。
白兎海岸(はくとかいがん)
たくさんのサーファー
気多岬(けたみさき) 左に見える岬。中央の島は淤岐島(おきのしま)。
素兎はワニ(鮫)をだましてこの淤岐島から気多岬まで渡ったという。古事記の神話のスケールからするとこの淤岐島ではなく、日本海沖数十キロにある「隠岐の島」が本当か。
白兎神社(はくとじんじゃ)
祭神 白兎神(はくとかみ) 神徳 進徳皮膚病など病気平癒、縁結び
砂像 素兎が大穴牟遅神と八上比売との縁を取り持った(仲人した)。
参道
参道には、たくさんの白うさぎが
白い石は「結び石」で、ご利益は良縁、子宝、繁盛、飛躍、健康。
社殿
出雲式狛犬
御身洗池(みたらしいけ) 別名 不増不減池(水位の変化がない池)
白うさぎが体を洗ったという真水の池。
拝殿
本殿
菊座石
菊の御紋があしらわれている基礎石。現在の本殿は明治29年に建てられたもの。
御朱印
道の駅「神話の里 白うさぎ」
道の駅の横の国道を挟んで、向かいが「白兎海岸」、裏手には「白兎神社」という立地のため、サーフィン、観光、参拝などの自動車で満車状態でした。
以上、中国地方の旅(16)神話①白うさぎ。