中国地方の旅(20)お宮②

 

 1 元乃隅神社(もとのすじんじゃ) 令和元年6月29日 曇

  御祭神 宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)

  所在地 山口県長門市油谷

 

 昭和30年に島根県津和野にある「太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」から神様を分詞し、ここにお祀りした。旧社名は「元乃隅稲成神社」。

 アメリカのテレビ局CNNが「日本で最も美しい場所31」に選ばれており、当日たくさんの外国人が散策していました。

 

 朱の鳥居が強いインパクトを与える。日が照っていると碧海が朱の鳥居にもう少し花を添えてくれたかと、チョット欲が出てしまう。

 

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 鳥居のトンネルが続き、祠へ誘う。

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 日本一入れにくい賽銭箱  老若男女、外人を含め紅白玉入れ合戦のよう。

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 ここに入ると願いが叶うという。

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 祠がなぜか三つ

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 御朱印

 色違いのものが数種類あります。なお参拝日は空白。無人のため、賽銭箱にお金を入れ持ち帰るシステム。

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 初夏の穏やかな日でした。

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 ここ岩壁に、強い北風が吹くと潮が吹きあがるという。国の天然記念物「龍宮の潮吹き」。

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2 日御碕神社(ひのみさきじんじゃ) 令和元年7月3日 曇

  御祭神 下の宮 日沈宮(ひしずみのみや) 天照大御神(あまてらすおおみかみ)

      上の宮 神の宮 神素戔嗚尊(かむすさのおのみこと)

  所在地 島根県大社町日御碕

 

 島根半島の西の端、日御碕にある神社。日沈宮は神代より日御碕神社近くの経島(ふじま)に鎮座していたが、村上天皇天歴2年(948年)に勅命により現社地に遷座したとされている。

 日が昇る東の伊勢神宮、日が沈む西の日御碕神社と言われている。天平7年(735年)の勅命により伊勢神宮は日本の昼を守り、日御碕神社(日沈宮)は日本の夜を守れと位置づけられた。

 神の宮(素戔嗚尊)は神代より近くの「隠ヶ丘」に鎮座していたが、安寧天皇(紀元前570頃)に現社地に遷座したとされている。出雲の地は神代より素戔嗚尊が国造りをしていた。

 出雲の国は、素戔嗚尊と大国主命(大穴貴命)を祀る神社が多い。天照大御神は祭る為政者が後に出雲に進出したのかもしれない。

 現「上の宮」・「下の宮」は、徳川3代将軍家光が命じて建立したもの。

 

 鳥居

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 楼閣

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 日沈宮(ひしずみのみや)下の宮  

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 日沈宮の本殿

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 神の宮(上の宮)

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 神の宮の本殿

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 御朱印

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 以上、中国地方の旅(20)お宮②。