1 造山古墳(つくりやまこふん) 令和元年10月14日 曇
造山古墳は、岡山県岡山市北区にあり、5世紀前半に築造された全国で4位の規模をほこる前方後円墳です。
全長350m、後円部の高さ30m、前方部の高さ25.5mの大きさです。
大和政権と拮抗した吉備政権の大王の墓と言われている。
古墳全景
「吉備の大王」像 古墳駐車場に建っています。住宅の後方が造山古墳です。
「造山古墳蘇生会」のガイドマップ 駐車場に置かれています。
前方部に神社が建っています。
荒神社(こうじんじゃ)拝殿
石棺
拝殿横に置かれています。後円部ではなく、前方部にあるのか不思議ですが、後円部は戦国時代に山城が築かれたため、石棺が掘り起こされ、移動されたものか。
また、石棺は熊本宇土産の阿蘇熔結凝灰岩で朱が一部残っている。熊本からはるばる海路で運ばれていたということに驚きます。吉備王国の勢力が九州まで及んでいたのか。または、交易により入手したのか。交易品は何なのか。凄く、興味をそそります。
神社裏手にある石棺の蓋 朱が残っています。
後円部から前方部を見る
後円部の頂上
後円部頂上からの眺望
以上、中国地方の旅(23)造山古墳。