九州の旅(4)一の宮③

 九州の「一の宮」参拝の写真です。

 

 宇佐神宮(うさじんぐう)

 豊前国(ぶぜんのくに)一の宮

 参拝日 令和元年12月5日

 祭 神 八幡大神(はちまんおおかみ)

     比売大神(ひめおおかみ)

     神功皇后(じんぐうこうごう)     

 所在地 大分県宇佐市南宇佐

 

 八幡大神は、応神天皇の御神霊であり、全国約4万6千社の社(やしろ)でお祀りされている。 

 また、比売大神は、天照大神の御子、宗像(むなかた)三女神[多紀理姫命(たぎりひめのみこと)、多岐津姫命(たぎつひめのみこと)、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)]であり、八幡大神が現われる以前の古い神、地主神として祀られ崇敬されていた。

  神功皇后は、応神天皇(おうじんてんのう)の御母である。

 

 比売大神は、邪馬台国の女王卑弥呼で、本殿のある亀山が卑弥呼の墓という歴史家もいる。この宇佐の地は、畿内や出雲と同様に早くから開けたところと言われており、歴史のロマンを感じるところです。空想で頭の中が爆発しそう。

 

  参道   右側には商店が立ち並ぶ。早朝、一番乗りしたので、営業前。

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  狛犬

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 石柱

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 種田山頭火(たねださんとうか)の碑

 山頭火は、大正・昭和の俳人。季語や五七五という俳句の約束事を無視し、自身のリズム感を重んじる「自由律俳句」を詠んだ。

 酒で身を持ち崩し、行乞(ぎょうこつ)をして、全国を放浪する。

 湯田温泉 千人風呂(混浴)にて、「ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯」と詠む。ぷっと吹き出してしまう。自堕落な生活を送ったが、ある意味人間として、自分に正直に生きた人のように思える。

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 句碑 朱書きで「松から朝日が大鳥居」、「春霜にあとつけて詣でる」

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 宇佐神宮には、昭和4年と昭和13年に訪れている。

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 神橋  寄藻川(よりもかわ)に架かる。

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 黄葉、紅葉

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 大鳥居

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 ここにも狛犬

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 能舞台  夏には池に「古代ハス」が咲く。

 

 

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 なんとモノレールがあります。心が揺れましたが、自分の足で参拝を続けることに。

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 最後の鳥居

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 西大門

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 西中門  閉ざされています。

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 真ん中が南中楼門(勅使門)  その左右にも参拝所があります。

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 一之御殿  八幡大神(応神天皇)の参拝所。次に、横のニ之御殿の比売大神、三之御殿の神功皇后と参拝。参拝の作法は、何故か二拝四拍手一拝と出雲大社と同じ。

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 ニ之御殿の比売大神の参拝所

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 国宝の上宮本殿(じょうぐうほんでん)は、少し見える程度。この辺りが亀山のいちばん高い所。卑弥呼が眠っている?眠っていた?所。

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 御朱印

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 瓢箪絵馬

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 御神木

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 南大門   南中楼門の向かいにあります。ここが正門?f:id:hakusaniiyo:20200325220121j:plain

 南大門の横にある大元神社(宇佐神宮奥宮)遥拝所

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 御許山(おおもとさん)   大元神社が鎮座。日本書紀には、神代にこの御許山に比売大神が降臨されたと記されている。  

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 摂社 若宮神社(わかみやじんじゃ)

 御祭神は仁徳天皇、応神天皇の若宮(皇子)。建物は国の重要文化財。

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 下宮(げぐう)   上宮と同じく、八幡大神、比売大神、神功皇后をお祀りする。

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 奈良時代からあった勅使街道(ちょくしかいどう)の参拝口

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 呉橋(くればし)

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 境内から見た呉橋

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 広大な境内の中にたくさんの摂社、末社があり、見所満載の神社でした。

 


 以上、九州の旅(4) 一の宮③。