九州の旅(22)神話⑧高千穂

 神話の伝説の町 高千穂町(たかちほちょう)

 神話と伝説の町にふさわしく、たくさんのパワースポットや観光スポットが集中しているところです。神話天孫降臨ゆかりの地として、「くしふる神社」や、神々が降臨後最初に古巣の高天原(たかまがはら)を遥拝した場所といわれている「高天原遥拝所」など。また、神話天岩戸ゆかりの地として、「天岩戸(あまのいわと)神社」、「天安河原(あめのやすのかわら)」など。これらのパワースポットについては、前出の記事で取り上げました。

 これ以外のパワースポット、観光スポットを訪問したので、記載します。

 

 神々の系図   朱書きの神は今回の記事に関わる神々です。

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1 高千穂神社(たかちほじんじゃ)    令和元年11月30日

 御祭神は、高千穂皇神(たかちほすめがみ)、十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)。

 高千穂皇神は、邇邇芸命(ににぎのみこと)とその妻の木花之佐久夜毘売(このはなさくやびめ)、火遠理命(ほおりのみこと)とその妻の豊玉毘売(とよたまびめ)、鵜葺草葺不合尊命(うかやふきあえずのみこと)とその妻の玉依毘売(たまよりびめ)の総称。邇邇芸命、火遠理命、鵜葺草葺不合尊命は親・子・孫の日向三代で皇室の祖とされている。
 十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)は、御毛沼命(みけぬのみこと)とその妻の鵜目姫命(うのめひめのみこと)などの総称。

 御神徳は、縁結び、夫婦円満、諸願成就、農産業、厄祓。

 所在地は、宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井。

 

 鳥居

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 社名の石碑
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  参道

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 子抱狛犬

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 拝殿

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 本殿
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 鳳凰?

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 御朱印

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 御神木    樹齢800年の杉

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2 高千穂峡(たかちほきょう)    令和元年11月30日

 

 天岩戸神社から高千穂峡に向かう途中にあった棚田

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 高千穂峡

 宮崎県高千穂町にあり、阿蘇山の噴火による堆積した火砕流(溶結凝灰岩)が五ヶ瀬川(ごかせがわ)の侵食によって出来た、断崖の高さが100mに及ぶがV字の大峡谷。五箇瀬川渓谷ともいう。国の名勝・天然記念物に指定されている。

 当日は、たくさんの外国人観光客で賑わっていました。渓谷沿いに遊歩道が整備されており、外人観光客に押されるように巡りました。

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 おのころ池  峡谷の崖上は自然公園となっており、その中にあります。

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 真名井の滝(まないのたき)

 おのころ池より流れ落ちる滝。ポスター等でよく見かける光景です。

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 柱状節理(ちゅうじょうせつり)

 約12万年前と約9万年前に起きた阿蘇山の噴火により発生した火砕流が冷え固まってできた溶結凝灰岩。 

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 仙人の屏風岩   高さ約70m

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 鬼八(きはち)の力石

 高千穂郷一帯を荒らしていた鬼八(きはち)が、高千穂神社の御祭神 御毛沼命(みけぬのみこと)に向かって、力自慢をした際に投げたと伝わる。

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 地球の割れ目に吸い込まれそう。

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 400mほどの遊歩道を歩き、ここら辺で引き返すことに。

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3 国見ケ丘(くにみがおか)    令和元年11月30日

 高千穂峡から車で山道を進み、国見ケ丘に。大きな駐車場がありましたが、時間が遅かったのか2台のみの駐車。

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 最初に目に入ったのは、こんな素晴らしい光景。恥ずかしい話、遠くの山並みを霧島連山と最初は思っており、新燃岳(しんもえだけ)の噴煙が真横にたなびいているなあと感動していたが。近くに案内板があり、阿蘇連山と分かり、苦笑。お馬鹿さんですね。方角と距離が全く違う。

 阿蘇涅槃像(あそねはんぞう)

 写真の右から、根子岳(ねこだけ)が顔、高岳が胸、中岳がへそ、杵島岳(きしまだけ)と烏帽子岳(えぼしだけ)が膝で、 へそのチョットと下から不思議な煙が。この五つの山を阿蘇五岳(あそごがく)という。

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 根子岳 1433m

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 高岳 1592m、中岳 1506m

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 国見ケ丘の先端まで移動

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 高千穂盆地(高千穂町の中心地)

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 なかなかの景色

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 国見ケ丘は雲海の名所としても知られている。雲海がもっともよく現れるのは、9月末から11月上旬にかけてだそうです。

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 以上、九州の旅(22)神話⑧高千穂。