原尻の滝(はらじりのたき) 令和元年12月1日
大分県豊後大野市緒方長原尻の大野水系緒方川(おがたがわ)にあり、幅120m、高さ20mの滝。田園に囲まれた平地に突如滝が現れるのが特徴で、「東洋のナイアガラ」と称えられることもあるらしい。また、日本の滝100選に選ばれている。
道の駅「原尻の滝」 原尻の滝は、道の駅のすぐ近くにあります。
原尻の滝
実際のナイアガラは見たことが無いので、「東洋のナイアガラ」なのかどうかピントこない。
吊り橋「滝見橋」
お姉さんの後を歩いて行ったのがまずかった。 かなり揺れる。決死の覚悟でこの写真を撮りました。
河原に下りて、撮影。近づくと迫力がある。「東洋のナイアガラ」かも。
柱状節理が滝を作り出しています。滝は一枚の大きな岩で出来きており、9万年前の阿蘇山の噴火による火砕流だそうです。この火砕流が冷える際、縦のひび割れをおこしたのが柱状節理です。
滝の上の道は、沈下橋で緒方川が増水したときは、呑み込まれるそうです。
不動明王
滝があるところには、不動明王がよく祀られている。ここも、修験者の修行の場であったのかもしれない。また、古代人は巨岩でできているこの滝を見て、神が宿っていると思ったに違いない。いずれにしても、古くから滝は信仰の対象であったのだろう。
かかしコンクール
チコちゃんは人気者です。チコちゃんのかかしを他所でもよく目にします。
緒方井路(おがたいろ)
300年以上前の江戸時代に開削工事が行われた、「緒方五千石」と呼ばれる米どころ緒方平野に大切な水を供給し続ける農業用水路。
緒方井路は長い間保全されており、緒方井路により支えられた農村の原風景を今でも見ることが出来ます。
このようなことから、国の全国疎水百選に認定されています。
全国疎水百選の碑 道の駅と道路を挟んで向かいの疎水公園にあります。
緒方井路の取水場所は、原尻の滝の上流にあり、疎水公園脇を通って緒方のすみずみの田畑に恵みをもたらします。
疎水公園横にある観光用2連水車
以上、九州の旅(33)滝③原尻の滝。