鳥取砂丘 令和元年７月７日 曇
人生２度目の訪問になります。３０年程前に家族で来た記憶があります。ナビどおりに運転したところ、こんなところに到着しました。
有島武郎の歌碑 「浜坂の遠き砂丘の中にして わぴしき我を見いでつるかな」
有島武郎（ありしま たけお）は明治・大正時代の小説家。この句は、ここ鳥取砂丘浜坂で詠んだとされており、有島はこの１か月後軽井沢の別荘において心中で４５歳の生涯を閉じる。さびしげな歌ですね。
近くには「一里松」も
浜坂には「大摺鉢」といわれた大きな蟻地獄のようなくぼ地があったが、今はない。
有島はここで奈落に落ちていくような絶望感を抱いたのか。
砂紋
テレビ等でよく出てくる「馬の背」はまだ遠くにあり、途中で断念。
砂の美術館
第１２期 砂で世界旅行・南アジア編～信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて～
「独立の父 マハトラ・ガンジー」 パベル・ミリニコフ／ロシア
館内に入り最初に目に飛び込んできた。圧倒される。
聖なる河ガンジス 沐浴と祈り 作者：ミケーラ・チャピーニ／イタリア
スターモスクと都市のにぎわい メリネイジ・ビュリガード、カナダ
インダス文明 モヘンジョダロ オスカー・ロドリゲス／スペイン
ヒンドゥー教神話 ドミトリー・クリメンコ／ロシア
ムガル帝国 皇帝シャージャハーンと王妃の恋の物語
イリヤ・フィリモンツェフ／ロシア
仏陀の出現と悟り トーマス・クォート／アメリカ
仏陀の入滅 マリエレ・ヒーセルス／オランダ
バーミヤンの大仏 ヤン・リドン／中国
タクツァン僧院とチベット仏教 スー・マクグリュー／アメリカ
小説「ジャングルブック」 シャーロット・コスター／オランダ
シギリヤロックとフレスコ壁画 ジル・ハリス／アメリカ
幸福の神ガネーシャ アンゲフォン・ディビット／ベルギー
２階から撮った全景
屋外展示
マザーテレサ．．．もう一人の英雄、もう一つの宗教
総合プロデューサー 茶圓勝彦（ちゃえん かつひこ）／日本
インド洋の宝石 モルディブ アンゲフォン・ディビット／ベルギー
馬の背？ 屋外展示場からこんな景色も見ることができます。
次回第１３期の展示テーマはチェコぉスロバキア編だそうです。開催期間は２０２０年４月１８日から２０２１年１月３日とのこと。
次回も是非見に来たい。
以上、中国地方の旅（１４）鳥取砂丘。
