隠岐2日目 令和元年10月9日 快晴
最初に宿泊所から近くの神社に参拝。
水祖神社(みおやじんじゃ)
祭神 罔象女神(みつはのめのかみ) 水の神様です。
鳥居
拝殿
本殿裏にある古墳
大和朝廷から派遣された功績のあった役人が葬られているとのこと。
次に「隠岐郷土館」とその近くにある「五箇創生館(ごかそうせいかん)」に。
隠岐郷土館 明治時代の隠岐郡役所を移築した洋風館です。
おしゃれな洋風館です。明治維新後の欧風化の大きな流れがこの隠岐まで来ていたことに感動。木と瓦で洋風の建物を造ってしまうという日本人の器用さ。あっぱれですね。館内には、農機具、隠岐の島の成り立ち、隠岐の偉人などの資料が展示されています。
五箇創生館
館内では「牛突き大会」、「隠岐古典相撲」などの展示があり、また、それらの映像を鑑賞。
館内の様子
土俵の屋形を支える柱。大関に栄誉の賞として贈られる。
黒曜石 隠岐の黒曜石は古代の全国の遺跡で見っかっている。
隠岐国分寺 国分寺は741年に聖武天皇が仏教による国家鎮護の目的で全国に建立された寺です。その一つが隠岐国分寺で御本尊は釈迦如来です。
水木しげるの「五体面」のオブジェが入り口にあります。
「五体面」は顔から手足が生えていて、カニのような歩き方をするいたずら好きな妖怪で、効能は意中の人と「ご対面」できるとのこと。
山門
本堂
本堂の背後にある後醍醐天皇配流の行在所跡
蓮華会之館 国の重要無形民俗文化財に指定されている漣華会舞(れんげえまい)に使うお面など資料が展示されている。
舞台
ビデオ上映
お面
次に玉若酢神社(たまわかすじんじゃ)に。
主祭神は玉若酢命(たまわかすのみこと)で景行天皇が隠岐国に遣わした大酢別命が祭神の玉若酢命とされている。
ここにも、水木しげるのオブジェが。
「琵琶牧々(びわぼくぼく)」 琵琶が琵琶法師に変化した姿で体形は人間、頭部は琵琶であり盲目の琵琶法師のように目を閉じ、杖をついている。効能はリズム感が良くなるそうです。
隋神門 国の重要文化財。
拝殿
本殿 隠岐造茅葺で国の重要文化財。
八百杉(やおすぎ)
樹齢1000以上の杉の巨木で国の天然記念物に指定されている。
レンタカーを返して、西郷港へ。
港の広場にまたしても水木しげるのオブジェが。
高速船レインボージェットで島前(どうぜん)の西ノ島町別府港へ。なんと時速70kmで約40分の乗船で別府港に到着とのこと。
途中、島々を横に見て進む。船の乗り心地は快適。
西ノ島別府港に到着
別府港から観光バス乗り場のある浦郷港へ路線バスで移動。
なんと大型観光バスには小生のみの乗車。運転手と小生とのふたり、小恥ずかしい。
バスの車窓から
赤尾展望所に到着。
国賀海岸(くにがかいがん) 後方の平らになった崖が摩天崖(まてんがい)
次に国賀浜へ。駐車場からかなりきつい遊歩道歩く。
「観音岩」 百済観音の姿に見えることから名前がついている。
通天橋(つうてんきょう)
観光バスの最後は由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)に。詳しくは、一の宮③を見てください。
宿泊は最初の上陸地の別府港の近くにある旅館です。料理は食べきれないほどの魚貝類の御馳走が。チョット飲み過ぎました。
以上、中国地方の旅(8)隠岐2日目。