西国三十三か所めぐり(33番札所 華厳寺)[満願]

平成29年から始めた西国三十三か所巡礼の満願成就がかないました。

 

昔人は信心のみで、過酷な長い旅を続けられたのでしょうか。人のDNAの中に未知なるものへの好奇心があるのではないかと思っています。

旅には不可思議な魔力がある。

 

下手な俳句を一つ

   「満願に 秋深き風 たわやかに」

 満願成就の気持ちをストレートに詠みました。南無観世音菩薩!

 

第33番 谷汲山 華厳時  (たにぐみさん けごんじ

 御本尊 十一面観世音菩薩

 

 御詠歌 (現世を詠む)

 「世を照らす 仏の験し ありければ 

              まだ灯火も 消えぬなりけり」

 

 御詠歌 (過去世を詠む)

 「万世の 願いをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲」

 

 御詠歌 (未来世を詠む)

 「今までは 親と頼みし 笈摺を 脱ぎ手て納むる 美濃の谷汲」

 

 参拝日 平成30年11月24日

 所在地 岐 阜 県 揖 斐 川 町 谷 汲 徳 積

 

華厳寺は西国三十三か所巡礼最後のお札所、満願成就のお寺です。那智山から始まった長い旅の終止符です。谷汲山の山号はお堂の近くの岩穴から油が噴き出し、その油を灯明としたことからだそうです。

 

当日は晩秋の晴れ渡った天気で、参拝客でごった返していました。満願のお寺ならではの満ち足りたムードが漂い、行きかう人の足取りは弾むようです。小生も何かに後ろから押されるように、お寺に吸収されました。

 

  

参道  800m続く、商店が両脇にあります。

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山門

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本堂  現世のお堂  十一面観世音菩薩を安置。

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笈摺堂(おいずるどう)  過去世のお堂

 道中を共にした笈摺や金剛杖(こんごうづえ)などを納めるところ

 笈摺は袖なしの白衣

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満願堂  未来世のお堂

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御朱印

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紅葉

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以上、西国三十三か所巡礼 満願!。