1 角島(つのしま)灯台 令和元年6月29日 曇
角島は山口県の北西にある日本海にぽっかり浮かぶ島です。角島大橋で一躍有名になったところです。
角島大橋 キャッチフレーズは「白い砂浜とエメラルドグリーンの海」
曇っていたので、エメラルドグリーンの海ではありませんでした。残念。
大橋を渡り、角島灯台へ
角島灯台
高さ30m、地上から灯火までの高さ26m、海面から灯火まで45m
構造 石造り(徳山産花崗岩)
点灯年月日 明治9年3月1日
設計者 イギリス人技師R・H・ブラントン
光達距離 約34km
石造りのどっしり感と外見に貴賓があり、すごく感動! イギリスの味わい?
入口
明治9年 丙子(ひのえ ね) 3月1日 初點(しょてん)
ILLUMINATED 1ST MARCH 1876
内部の105段のらせん階段 昇るとかなりきつい
展望所に到着。
お決りのご褒美が待っていました。360度のパノラマの絶景ですが。
普通の人は、涼みながら外の景色を堪能するのでありますが、実は小生、高所恐怖症で足ががくがく、必死に写真を撮った次第。怖いもの見たさかな。
角島灯台公園
2 出雲日御碕(みほのせき)灯台 令和元年7月3日 曇
島根半島の最西端の断崖にそびえる灯台です。平成10年に「世界の歴史的灯台百選」に選ばれています。
高さ44m、地上から灯火までの高さ39m、海面から灯火まで63m
構造 石造り(美保関産凝灰質砂岩)
外壁は凝灰質砂岩造り、内壁はレンガ造りで外壁と内壁の間に空間がある2重構造
点灯年月日 明治36年4月1日
設計者 日本人技師 石橋絢彦
光達距離 約39km
白くて優雅
内壁の外壁の間に空間がある2重構造
163段のらせん階段を昇り展望所に
角島灯台より高い、足がすくむ。
灯火 当初は灯油を燃やしていたが、現在は街灯などに使われているメタルハライド電球とのこと。電球の容量の小ささに驚き。レンズで集光して照らしている。
この灯台を見ながら、なにか同じものを見た記憶がよみがえってきました。
そうだ、10年ほど前に家族で行ったオーストラリアのロットネスト島の灯台だ!
ロットネスト島はオーストラリアのパースから沖合18kmにある小さな島です。
有袋類のクオッカを見ることができます。ネズミではありません。
クオッカは口元が笑っているようにみえるため「世界一幸せな動物」と呼ばれています。横向きなので、笑って見えない。
白い砂とエメラルドグリーンの海 角島と同じキャッチフレーズです。清涼飲料水のCMにも使われたビーチ。気候も温暖で、まさしく天国のような島!
3 美保関(みほのせき)灯台 令和元年12月9日 快晴
島根半島の最西端の断崖にそびえる灯台です。平成10年に出雲日御碕灯台と同じく「世界の歴史的灯台百選」に選ばれています。
高さ14m、海面から灯火まで82.9m
構造 石造り
点灯年月日 明治31年11月8日
設計者 フランス人技師
光達距離 約44km
駐車場からの撮影
手前の建物は旧官舎で現在ビュッフェになっています。
青空に白が映える
沖にも灯台? 美保関地ノ御前島照射灯で照射灯は暗礁など強い光で照らして、危険な場所を知らせているものだそうです。 この照射灯は陸から4kmあります。
遠くに島が 隠岐の島?
駐車場からの眺望 雪をまとった大山(だいせん)。標高1,729m。
以上、中国地方の旅(5)灯台。