九州の「一の宮」参拝の写真です。
1 住吉神社(すみよしじんじゃ)
筑前国(ちくぜんのくに)一の宮
参拝日 令和元年10月12日
祭 神 底筒之男神(そこつつのをのかみ)
中筒之男神(なかつつのをのかみ)
表筒之男神(うわつつのをのかみ)
所在地 福岡県福岡市博多区住吉
古事記では、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉(よみ)の国からもどり、禊(みそぎ)をしたときに底筒之男神、中筒之男神、表筒之男神の住吉三神が生まれた記されている。
また、神功皇后(じんぐうこうごう)が戦のため、朝鮮の新羅(しらぎ)に向かうときに渡海を守護した神であり、航海安全の神として信仰されている。
住吉神社の歴史はおよそ1800年以上前にさかのぼり、全国の2129社ある住吉神社の中で最も古い神社とされ、「住吉本社」、「日本第一住吉宮」とたたえられている。
また、この住吉神社は大阪の住吉大社、下関の住吉神社とあわせ日本三大住吉と言われている。
御神徳は航海安全、開運、除災、心身の清浄など。
西の鳥居
表参道の鳥居
神門
拝殿
本殿、拝殿
本殿 国の重要文化財
御朱印
御神木
摂社 荒熊・白髭稲荷神社
御祭神 豊受大神(とようけのおおかみ) 御神徳 商売繁盛
のぞき稲成
鳥居越しに中の鏡に向かって、ひとつ願いを掛けると叶えられるという。
摂社 志賀神社 綿津見大神(わたつみのおおかみ)
志賀神社福分小判 触るとご利益が。昇鯉・・・恋愛成就、昇龍・・・金運
古代力士像 右手の手のひらに力の字が。触ると力がもらえるという。
2 筥崎宮(はこざきぐう)
筑前国(ちくぜんのくに)一の宮
参拝日 令和元年10月12日
祭 神 応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
所在地 福岡県福岡市東区箱崎
筥崎宮は筥崎八幡宮とも呼ばれ、大分の宇佐神宮、京都の石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮に数えられる。
主祭神の応神天皇は「八幡大神」であり、神功皇后は応神天皇の母、玉依姫命は神武天皇の母である。
二の鳥居
石碑
一の鳥居 慶長14年(1609年)黒田長政が建立したもので、国の重要文化財。
狛犬 頭が小さい?
境内
楼門 文禄3年(1954年)に時の領主小早川隆景が建立。国の重要文化財。
「敵国降伏(てきこくこうふく)」の扁額(へんがく)
蒙古襲来により炎上した社殿の再興にあたり亀山上皇が納められた書を拡大したもの。
御朱印
御神木「筥松」 筥崎宮の由来の松。
蒙古船の碇石(いかりいし) 昭和15年に博多湾で発見された。
大楠
クスノキを下から見上げると枝が四方八方に延び、大空を捕まえているように見え、生命力いっぱい。人生の中の一瞬ではあるが、生きるパワーをもらえる。ありがとう!
全国の「一の宮」の参拝状況については、ホームページ「旅の備忘録」に登載しています。 http://www.asagaotv.ne.jp/~maro444
以上、九州の旅(5) 一の宮④。